私共のところへは、こんなお悩みを抱えた方がご相談にいらっしゃいます。
製造業者Aさん
車の部品を製造販売しています。以前、借金をして設備投資をした矢先に、取引先から「今後は中国の会社に頼むことにした」と、取引を打ち切られてしまいました。
慌てて他の取引先を探したのですが、特殊部品の為、どこも断られてしまいました。
ここまで貯金を切り崩してなんとかやってきましたが、もう限界です。
それはタイミングが悪かったですね。
でも、大丈夫です。再生の機会はきちんと用意されています。
皆さん、破産と聞くと、何か悪いことの様に誤解されるのですが、これは、人が再スタートを切るための制度なのです。
より良くしようと真面目に働いてきた結果、不本意にも大きな借金を背負ってしまうことは珍しくありませんし、恥ずかしいことでも、ましてや、悪いことでもありません。
法律にのっとって粛々と借金の整理をすれば、マイナスだと思っていた体験をプラスに変換し、新たな一歩を踏み出すチャンスにすることができます。